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スーツを着こなすポイントですが、ジャケットの着丈を丁度良い長さにするとスマートに見えます。ジャケットを着て、腕をまっすぐ下にし、ジャケットの裾がゆっくりつかめる長さに調整します。ジャケットの着丈が長いと背が低く見え、また、短過ぎると子供っぽくなってしまいますので気をつけましょう。
袖丈も長すぎたり短すぎたりしないようにします。袖丈の調整は、袖口ではなく肩の袖付け位置で直すとシルエットが綺麗ですのでお薦めします。袖丈のフィットした長さは、掌(手の平)を床と並行になるように下に向けたとき、袖口が手の甲に触れる長さです。または、親指の先から袖口までの長さが11cm位とも言われています。そして、袖口からワイシャツが1,5cmくらい見えるようにします。既製品で長すぎるワイシャツの袖丈は、アームバンドやアームガーターで調整します。ジャケットを脱いだとき、このようなアイテムを愛用している人は、そのお洒落なセンスが光りますね。
ワイシャツの襟の種類は多種多様で、状況に合わせて使い分けます。若い方に人気のボタンダウンのワイシャツは、正式なビジネスシーンには相応しくありません。イギリスでポロ競技の際、襟がヒラヒラしてネクタイが曲がってしまうのを防ぐために、襟先をボタンで留めたのが始まりです。そのため、ボタンダウンのシャツは、スポーティーという雰囲気でカジュアルなアイテムになります。通常のビジネス現場では、差し障りがありません。しかし、面接試験や入社式などでは、ノーマルなレギュラーカラーを着用するようにしましょう。
パンツ丈は、歩いたときにまとわりつかない、ソックスが見えないようにします。具体的には、靴の甲の部分に軽く触れる長さです。そして、靴下の長さも重要です。足を組んだときに、スネが見えない、多少長めの靴下を選んでください。ビジネススーツには、黒色でドレスタイプのものが良いでしょう。
そして、靴の選び方にも心を遣います。正式なビジネスシーンでは、黒い革製の紐タイプの靴を履きます。狩猟民族の人々は、狩に出かける際、靴の紐をきりりと締めたということに由来しています。ローファーの靴は、紐タイプの靴と違い簡単に脱いだり履いたりできるので、「怠け者(loafer)」という意味があり、カジュアルな服装のときのアイテムです。
装いには、それぞれに理由があります。知らないでは恥をかくことにもなりますので、状況に合った着こなしで、第一印象の良さをアピールしてみましょう。