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女性の身だしなみ、礼儀正しさを表現するためには、ヘアスタイルに気をつけましょう。お手本は、エアラインやホテルで働く女性たちです。額は、「知性の泉」と言われますので、額をすっきり出すと賢さが表現できると言われています。最近、前髪を下ろして額を隠すスタイルが流行っていますが、ビジネスシーンには不向きです。ポイントは、額の半分以上を出し、眉と目がはっきり見えることです。相手に対して、眉と目が見えにくいのでは表情がわかりにくくなり、対面する相手は不安に感じます。特に、恥ずかしがりの女性は、額のすべてを前髪で隠していますが、消極的で暗い印象になります。また、お辞儀をしたときに、バッサと流れるとだらしなさにつながります。長い髪の女性は、櫛の目をしっかり通すようにしてまとめれば、好印象になるでしょう。
ビジネスのシーンの装いは、女性もスーツが基本です。業務内容によっては、パンツスーツを着用しますが、スカートを合わせたスーツがいいですね。狩猟民族の人たちは、男性が猟に行き、女性は家を守っていました。男性はパンツを着用しますが、女性たちはパンツではなく、スカートでした。この名残から、今でも女性の正式な装いは、スカートの着用です。イギリスのエリザベス女王も美智子皇后も、プライベートなときはパンツ姿を見かけますが、基本的にはスカート姿ですね。パンツを着用する場合、状況(TPO)を見極めるようにしましょう。
「就職活動のとき、白いシャツを着なければなりませんか?」との質問があります。これも、決まりはありませんし、必ずしも白いシャツを着なくても良いと思います。スクエァー、ラウンドやVネックのブラウスやシャツの着用をお薦めします。首周りがすっきり見え、爽やかなイメージの装いになりますので、お試しください。
そして、ストッキングは、肌色にします。黒いストッキングは、重たく暗い印象ですが、肌色のストッキングですと明るい雰囲気になります。ビジネスシーンでは、ドレッシーで華やかな装いではなく、元気ではつらつとした印象の装いが良いと思います。靴は、シンプルなデザインで、ヒールの高さは4~5cm程度が美しく見えると言われています。
最後にアクセサリーですが、ビジネスシーンではできる限り控えめにしましょう。シンプルな腕時計だけでよいと思います。電話がかかってきて~左手で受話器を取るときに、チッラと受信時刻の確認をするのです。そして、右手でメモの用意をします。電話のベルが鳴って~、左手と右手を同時に動かす先輩の姿に、かっこいいわぁ~と惚れ惚れした新入社員の頃を懐かしく思い出します。また、イヤリングは電話のときに邪魔になりますし、指輪やブレスッレトもビジネスには相応しくありません。秘書をしていた頃、仕事の前に時計以外のたくさんのアクセサリーを可愛らしいポーチに入れている先輩がいました。しっかりとかっこよく仕事をする女性は、日常の何気ない振る舞いも素敵でした。